先週の土曜日、ゆうくんが体調を崩した原因のほへとくんを2階のいろはさんスペースに引っ越すためにそのスペース拡大の仕切り移設をしていました。
となりの部屋から唸り声とバタバタという音が聞こえてきました。
ころすけ、ちゃこ兄妹とちゃいろくんはケンカなんてしたことがありません。
あわてて部屋に入るとちゃこが倒れていててんかんみたいな発作を起こしていました。
てんかんは17歳で亡くなったもなかちゃんで経験しています。
数分の発作の後は嘘みたいにシャンとしてご飯を食べはじめるのですが、ちゃこはいつまでも苦しみ呻き声をあげもがいていました。
糖尿病でケトアシドーシスになるとこんなふうになります。
ちーくんがそうでした。
ちゃこは毛並みや普段の様子から糖尿病ではなさそうです。
考えられるのは脳疾患。
こんな発作は初めてです。
頭の血管に何かがあったのか?
2時間苦しみ、意識混濁。
時々バタバタ暴れます。
あまりの事に号泣しながら危険のないよう爪を切り、バスタオルを敷いて寝かせました。
翌朝トイレの奥で倒れていて、顔を何かで擦ったのか擦りむき血がにじんでいました。
段ボールで囲いを作り中に寝かせました。
意識はないものの、時々しきりに体を動かしていました。
倒れてから三日後に息を引き取りました。
ころすけ、ちゃこ兄妹は10年前に川崎の解体予定の団地で暮らしていましたが、高齢飼い主の立ち退きで外に出されると聞いて引き取りました。
子猫の時に猫風邪をこじらせ治療もしてもらえず、ちゃこは両目が潰瘍状態になり視力を失いました。
こちらに来てから眼科の専門医に診てもらいましたがなす術はありませんでした。
光はうっすらと感じるようで、見えないながらも日常生活は出来ていました。
どうしてもうんちだけはトイレの前でしてしまいましたが。
甘ったれですりごろさんのちゃこ。
未だ11歳。
あまりに急なお別れで気持ちの整理がつきません。
ちゃこが逝った28日、いろは に ほへとふたりの住んでいたアパートのおばあさんも病院で亡くなったそうです。
何回かほへとさんを案じて電話を下さった同じアパート2階のご婦人からの電話で知りました。
心臓の手術は83歳の方には厳しかったのかもしれません。
一度退院されながらも心不全を起こし救急搬送されてから数日の事でした。
一度だけこの方から電話がありましたが、予感があったのかほへとさんをアパートに戻す話はありませんでした。
あのままこちらで預かったのは、ほへとさんには良かったのかもしれません。
ご冥福をお祈り致します。
いろは に ほへとのふたりはかなりのシニアで、日常行動から甲状腺機能亢進症です。
朝夕やたら大声でご飯をねだり、いろはさんはなつかずほへとさんはすりすりして口下のヨダレを私にこすりつけます。
おばあさんが亡くなった事などつゆしらずマイペースなふたり。
命有る限りいつかは誰にでも最期はやって来ます。
自分はどんな最期なのか、猫たちは全員看取り終わっているのか?心配です。
とはいえ今は両親を先に看取るのに万全でいなければなりません。
毎日色々な事があり、呆れたり心配したり怒ったり嘆いたり。
生きていればこそ、ですよね。
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1. 冥福を祈ります