9月に乳飲み子2匹の保護から関わったこの現場。
この連休での4回目の捕獲で大元の白猫ママの捕獲、避妊手術、リリースが本日完了致しました。
猫が減ったことで普段は来なかった子達まで現れて予定外の子達の捕獲もありました。
この付近での猫事情は恐らくわかっているのは氷山の一角。
亡くなってしまった子猫も数多くいたことでしょう。胸が痛みます。
結局、乳飲み子4匹、生後2ヶ月ぐらい2匹、7ヶ月ぐらい2匹、1歳か2歳ぐらい1匹を保護。
TNRは2匹。
時系列での保護と掛かった費用は
11月2日 春産まれムギワラ麦ちゃん、レミイちゃん保護 避妊手術、三種混合ワクチン、爪切り、ウィルス検査、駆虫(腸内原虫含む)、コンベニア(二週間効果のある抗生物質) 36,520円
11月4日 真っ黒乳飲み子2匹保護
蚤取りサービスして下さいました
11月8日 春産まれ真っ白大福くんリリースやめて保護
去勢手術、駆虫(腸内原虫含む)、コンベニア(二週間効果のある抗生物質) 12,210円
11月22日 生後10週くらい子猫2匹保護
三種混合ワクチン、駆虫(腸内原虫含む)
11,440円
11月22日 去年秋産まれ白黒ちゃんリリース
避妊手術、コンベニア、駆虫(腸内原虫含む)
ワクチン代金は上記に含む 14,300円
11月23日 大元の白猫ママリリース
避妊手術、コンベニア、駆虫(腸内原虫含む)
風邪を引きワクチン打てず 14,300円
病院への支払いは88,770円。
保健所認定サポーターなので助成金は37,000円。
51,770円をみんにゃの家で負担致しました。
きまぐれ堂さん支払いは分は含んでいませんが、乳飲み子達の駆虫や検便、治療薬、ミルクや離乳食パウチなどかなりかかったはずです。
本来は避妊去勢費用は餌やりさんが出すべきものです。
しかしながらチラシを配りながら見つけた餌やりさんでこちらから手術を勧めた経緯もあり、又このエリアはあまりにも無関心、産めよ増やせよ自然淘汰は当たり前というあり得ない地域でしたので、費用負担を求めては捕獲協力そのものを拒絶されても仕方なかったので今回は泣く泣くこのように致しました。
今回のこの捕獲がなかったら来年春にはどうなっていたかを考えれば仕方ないと思います。
せっかく保護猫バザーで資金集めをしてもこれです。
火の車、自転車操業は続きます。
実は22日土曜日は尿道閉塞の持病のあるロアくんの定期検査の予約日でした。
幸い状況はかわりなく順調に排尿出来ていたので日程変更をして頂きました。
何しろ捕獲優先しなくては先はわかりませんから。
又、こぶしくんの状況は悪くなるばかりです。
看取りをしていますがお別れは近いです。
時々ボランティアってなんだろうと悲しく思います。
大切な時間と資金を削り、失うものがあまりにも多くてなんなんだろうと。
でも白猫ママみたいに子宮やひとつの卵巣はひどくぼろぼろになり、意思とは関係なく身ごもり産まなくてはならなかった子に、初産をした若いママ、彼女達自身が未来を取り戻せたのならば良かった。
子猫たち8匹に幸せなご縁が繋がり、全く違う猫生を生きていけるなら良かった。
この現場はもうこれで手を引きます。
うちにいる保護猫たちの生活を優先。
寒さ対策しながらいかに節電するか、支出をどう減らしやりくりするか課題は山積みです。
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